ベントレー福岡

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2016年3月14日月曜日

「フライングスパー V8」のスポーティバージョン「フライングスパー V8 S」誕生

 英ベントレー モーターズは2月17日(現地時間)、「フライングスパー V8」のスポーティバージョン「フライングスパー V8 S」を「2016年ジュネーブモーターショー」(プレスデー:3月1日~2日、一般公開日:3月3日~13日)で世界初公開すると発表した。発売は2016年夏、デリバリー開始は2016年秋ごろを予定しており、日本国内での販売価格は未定。




フライングスパー V8 Sはフライングスパーシリーズに設定される「V8」「W12」の中間を担うポジションが与えられる新型モデル。エンジンの出力向上のほか、シャシー設定の見直しなどによってラグジュアリーな乗り心地を維持しながらも刺激的なドライビングエクスペリエンスを実現する。 



 パワートレーンはフライングスパー V8と同じV型8気筒 4.0リッターツインターボエンジン+8速ATによる4WDであることに変更はないが、チューニングを施すことによってこれまでの最高出力373kW(507PS)、最大トルク660Nmから21PS/20Nmアップの最高出力388kW(528PS)、最大トルク680Nmを実現。これにより、0-100km/h加速は0.3秒短縮となる4.9秒、最高速306km/hを計測する。 



 また、パワー向上を受けて連続可変式ダンピング付きのセルフレベリングエアサスペンションもレスポンスを重視したセッティングに変更。キャリブレーションの見直しにより、乗り心地に対する影響を最小限としつつハンドリング性能を向上させた。エレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)の最適化も行なわれており、高速走行時におけるタイヤのスリップ許容範囲を広げ、システム介入後にはエンジントルクが従来より早く復帰する設定となる。レッドとブラックの2色を用意するブレーキキャリパーでも、オプション設定でカーボンセラミックブレーキを用意して、積極的な走りを存分に楽しめるようにしている。 



 内外装のデザインにも変更を加え、外観ではブラック塗装の「マトリックスグリル」や光沢ベルーガカラーのリアディフューザー、ブラックペイントの2トーンカラー仕様の20インチホイールなどによって市街地などでの存在感を強調。内装ではピアノブラックのウッドパネルを使い、シフトセレクターとパドルシフトにローレット加工を施してスポーティテイストを演出している。 








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